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サッカーチームが弱くても負け続けても応援し続ける理由 京都サンガF.C.・・・2023年6月7日リーグ戦6連敗からの天皇杯敗退

2023年6月5日現在・・・リーグ戦6連敗
 
という話をして、次も天皇杯
しかもよりによってカターレ富山か・・・と
ちょっと思ってたんですよね正直
 
 
サンガを応援するようになったきっかけ
 
何を隠そう、私がここ京都の地に帰ってきてから
 
それまではスカパーで欧州サッカーばかり見ていました・・・
 
バイエルン・ミュンヘンと相対するドイツの下位チーム
 
それはもうヒドイ内容でしてね
 
常に攻め込まれ、どうにか守ったらとにかく適当に前にボールを蹴り出し
足の早いやつなんとか追いついてキープして!
 
それでサイドの選手が前まで運んだと思ったら、
センタリングの精度が酷すぎて見てられない
 
そのサッカーしてて、地元のサポーターもそれでも応援していて
それでも大声上げて応援している
 
・・・しかもスタジアムは一杯
 
それってなんなんだろう?どういう気持、感情で応援するのか不思議でした
 
 
誰もが通る道なのかもしれませんが
ワールドカップとかテレビでそういったところからサッカー観戦始めると
どうしてもトップクラスの欧州の国とか、クラブチームのファンになって
 
ともすると、Jリーグとか、地元のチームに対して変なマウントを取って
高みの見物を決め込み
勘違い甚だしいですが
「そんなレベルの低いサッカー応援する気にならへん」
そんな感じでした
 
未だにネットの書き込みやなんかで時折見かける
以前の自分のようなスタンスの人は見かけます
 
その気持もわかるのですが、そのスタンスってなんにも意味ないんですよね
 
 
ドイツの下位のチームを応援する人々、サポーター
 
あれは一体何なんだろう
 
 
これは多分、テレビで見ていたのでは一生わからないことなのかもしれない
 
 
そう思って、西京極での試合のチケットをはじめて取ってみました
 
 
 
私にとってのサンガ、そしてカターレ富山
 
そこではじめて観に行った試合が当時J2、カターレ富山戦でした
大木監督、中村充孝をエースとしてJ1昇格を目指して戦っていたので2012年
 
僕にとっては駒井善成(現コンサドーレ札幌)がはつらつとしたプレーで印象的でした
 
基本押し込んではいたものの、後半カウンター一発食らって敗戦
 
正直、カターレ富山とかJ2でも下位を争うチームだったので
事前の知識もなかった私は、流石に勝てる試合だと思って観に行ったという打算もありました
 
まぁそれが、あとになれば相性も悪い、当時のサンガ的にも
一番やられガチなパターンでもあり、嫌な相手だったわけです
 
もう11年も前の話
 
しかし未だに忘れないわけですよね
その後のシーズンでもどういうわけだか相性は決して良くなかった印象
 
今こうしてカテゴリも違い、お互いのステージでそれぞれ戦う中で
なんの因果か訪れた天皇杯での久しぶりの対戦
 
まぁそんなことなので今回の試合は、もう組み合わせから嫌な感じでしたし
そもそもサンガの状態は決して良くない
 
そういう意味ではある程度の覚悟もしていましたので
よりによってこの結果というものにも正直そこまでの衝撃、ショックはなかったです
 
今回も・・・観戦はしていなかったから・・・とも言えるわけですが
これが現地に行ってたらこんなふうには語れなかったでしょうw
 
 
久々に西京極にあつまるサポーターを見て
 
それでも、試合前に嬉しかったのは
たまたま西京極の周辺を車で走っていると・・・見かけたんですよね。
ユニフォームを来てこれから応援しに行くみなさん
 
状況は決して良くない、
そしてそれだけ身を包んで応援されている方たちですから
カターレ富山に対する苦手意識みたいなものもっていたかもしれません
 
それでも、決してくさることもなく期待に胸膨らませてスタジアムに集まる人達
 
うーん。やっぱりこれなんだよなぁ
 
それをみて、なんだか嬉しい気持ちになる
 
これがサッカー観戦の本質っていうか、
一つのクラブチームを・・・ましてそれが生まれ育ったまちの・・・
応援して感じるもの、得られるもの
 
今ならそれがわかる
 
地元にプロサッカークラブがあることの意味、ありがたさ
 
そんなの、ホームの試合があるときスタジアム周辺に行けばもっと嬉しいわけですけどね
 
それこそ応援しだした頃に比べれば、
今はサポーターというのもはばかられる程度しか
現地には観に行かなかったりするんですけどね
 
それでもこの感情、感覚だけはなくなったりはしない
 
特に現地で応援された方にとっては
また一つ悔しい思い出が刻まれたことになったかもしれませんが
 
でも、そういうことの一つ一つが
いずれ訪れる喜びの燃料にもなる
 
私にとってもはじめて観戦した時の敗戦の悔しさから
 
せめて勝つまで観に行こう・・・
 
いやいや昇格するまでは・・・
 
なんてことでね
 
結局最後の最後あと1勝が足りずに逃した自動昇格
 
おかげさまで、今でも語り草の
昇格プレーオフでの大分トリニータにやられたトラウマ
さらに次年度、旧国立での解体前の最後のプレーオフ決勝
 
悔しい思い出ばっかりですよw
 
昨年も、あわや1年でJ2降格というところ
ちらついて、あいかわらず薄氷を踏むリーグ戦ですけどね
 
それでもいずれ必ず訪れる喜びのために
 
今年も苦しい戦いが続きますが、この苦しみも、そしてなにより喜びと
 
もうそんなことすら関係ないのかもしれないですね
 
試合前のワクワクする気持ち、スタジアムでの熱響
 
一人でも多くの方と分かち合うことができたら・・・それがなによりです

この記事を書いた人

西木 幸一

1983年生まれ 「まちのでんきや」の息子として小さい頃から手伝いをするなどその頃からご存知のお客様とも長らくお付き合い頂いています。そんな「まちのでんきや」の魅力や強み、でんきやならでは小ネタなど情報と、2023年から本格的に始めたゴルフの話や地元京都サンガF.C.応援したりといった趣味の情報も発信していきたいと思います。(有)ニシキ家電 取締役社長

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