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まちのでんきやがオススメする災害時対応と災害対策

2023年7月11日

 
猛暑の熱中症に台風、線状降水帯による豪雨災害
 
ここのところあちこちで騒がれていますこれらの災害、天災、あるいはそれに近い天候による被害
 
もはや一過性のものではなく、ここ数年としてはもはやあたりまえになってしまいました
 
皆さん喉元過ぎれば熱さを忘れるというやつで
ちょっとまえまで真夏の暑さを忘れていたのではないでしょうか?
 
毎年来る暑さですら、実際に来ないと皆さんのんびりしたもので
こちらがなんぼ、
 
「エアコンや冷蔵庫は壊れてから変えるより壊れる前に買い替えを検討するのが良いですよ」
 
ということ言ってもですね
 
仕事がら、営業だとか、金儲けのためだ
 
と、悲しいかな思われてしまうわけです
 
もちろん商売ですからそういうこともありますが
 
こちらとしてもわざわざ繁忙期にせかされるようなことはのぞんでいませんし
 
商品も逼迫度合いなどによっては急に各メーカーとも一気に在庫がなくなったりすることもあります
 
これも以前から話しています通り、暑くなったとなると皆さん慌ててエアコン入れて
その暑さもハンパなものではないので、
 
ようやくそこでちゃんと効かないとわかったり
 
暑さに耐えかねて壊れたり
 
そういうことがあるわけです・・・あるから、いうてるわけですw
 
結局なんぼ言うても一番困るのはお客さん御本人なんですよ
 
この暑さの中、1分1秒でもエアコンのない状態って辛くないですか?
 
それが1日2日で、下手する1週間でも済まない
 
在庫がないからといって無駄に高い機種選ぶハメになる
 
こっちだって、わざわざ殺人的な天候のなかでエアコン工事なんてしたくないんですよ
 
出来ることなら涼しい時期に作業したほうが、何かにつけ良いわけです
集中力も違うし、汗だくで作業したいわけじゃない
 
んな真夏のどうしようもないときにエアコン工事したい工事屋は一人たりともいません
 
ただ、そこにどうしようもないほどの需要が存在するから混雑するだけで、忙しくしているだけで
 
同じ仕事量を他の時期に振り分けられるならなんぼ良いか
 
そう思ってるわけです
 
何にせよ、準備が大事
その時になってやったって手遅れなんですよねほとんどのことが
 
特に災害に関することなんて、災害が起こってから
 
「あーペットボトルの水ぐらい買ってておいておいたら良かった・・・」
 
とか思ったところで手遅れなわけです
 
なにごとも、そうなる前にどれだけ準備したかで決まってきます
 
ということで、まちのでんきやがオススメする災害対策、災害時の対応策をご紹介します
 
 

暑さ対策猛暑対策、エアコン、冷蔵庫といった冷やすものを万全にする

 
万全に、といっても壊れる時は壊れます
そりゃそうです
 
ですが、10年も15年もたった家電製品とわかっていて
使い続けて壊れたっていうのは・・・どうでしょうか?
 
今の家電製品はたいてい10年ぐらいが寿命で設計されています
 
昔は違いますよ?
それはもうこっちのほうが40年からまちのでんきややってるんで
「知ってますよ」
 
こっちこそ知ってますよ
 
昔はこうだったとか言う話はすみませんが・・・もう昔話です
 
いつの話ですか?みなさん、こだわって日本製のものだけ買ったりしてますか?高くても
 
しませんね?してませんね?
 
そういうことです
 
ほぼ100%日本で作ってたころを懐かしんでももう戻ってきません
そもそも法律もPL施行以降と、以前では全く話が噛み合いません
 
その代わり新品の家電製品は価格どんどん安くなってきましたので
出来ることとしては、その耐用年数を理解した上で
 
壊れる前にしっかり買い替える
 
といった管理をすることと
 
壊れにくいようにちゃんとメンテナンスする
 
これはエアコンならフィルターの掃除や、間違った市販のエアコンクリーナーなんかでいらんことをしない
冷蔵庫でも周囲の環境、冷蔵庫下のホコリをちゃんと掃除してやる
 
といったことですね
それでも万が一は有り得るわけですが
しっかり管理されて早め早めにお買い替えされてる方と
そうでない方では明確に違いが出てきます
 
 

分電盤の見直し 災害対策の分電盤を導入する

 
分電盤が古いままのところはヤバイですよ
っていう話を以前もさせていただきましたが
 
電気設備の安全の要が分電盤
 
昨今では地震対策を施した分電盤などもあります
 
阪神淡路大震災、東日本大震災といった震災のとき
特に前者の際に問題になったのが
 
停電復旧後の火災
 
冬場に電気ストーブなど使っている状況で地震により停電
 
停電が復旧したらそのストーブに電源が入る
地震でゴチャゴチャになった状況でストーブにスイッチが入った事によって火災に発展する
 
まぁこういった事があったりしてですね
 
要するに大地震があって停電から復旧した際に
そのまま電気が通ってしまうのがよろしくない場合があるんですね
 
着のみ着のまま避難などしていた場合、こういうことになってしまうと・・・
あれだけの地震があって、家屋倒壊までしているような状況もある中で
ブレーカーがどうなってるかいちいち確認して出ていく人はほぼいませんからね
 
その点、地震対策の分電盤であれば
自信を感知して分電盤の機能でブレーカーを遮断して
停電から復旧してもそのまま電気を送らないよう
分電盤によって火災を防いでくれます
 
少なくともこうしたキッカケで
地震から火災のメカニズムを知っていれば
分電盤をかえなくてもブレーカーを落としてから避難する事もできるでしょうし
もちろん家屋の倒壊でそれどころじゃないという状況も含めれば
地震対策の分電盤にしておくのが間違いないですし
 
いずれにせよ、知ること、知った上で対策をすること
 
事前の準備が大事ですよね
 

災害時を想定して設置対策しておく

 
たとえば豪雪地帯などでは、エアコンの室外機も対策用の台などがありますので
ちょっとでもかさ上げして室外機を設置する
 
これだけで、雪もそうですし、たとえばハザードマップなどをご覧頂いて
洪水の際や河川の氾濫で浸水の可能性のある地域であれば
これも直接地面に置くよりは、多少の浸水であれば難を逃れる可能性が出てきます
 
他にも室外に限らず屋内でも、贅沢にも思える寝室の小型冷蔵庫が
いざというときに役に立ったということもあります
一見贅沢や不要に思われる、同じ設備の複数設置
 
大きい冷蔵庫と、小さい冷蔵庫がご家庭に2台あったり
 
メインの洗濯機と、汚れ物専用の洗濯機がそれぞれ違う階層に設置するとか
 
これが災害時に役に立つということもありますので
そういう視点で見てみると、ただ贅沢とか便利だけじゃなくて
災害のとき、あるいは急な故障の際に、もう一台あるというのは利点になりますよね
 
 

災害時に強い設備を検討・導入する

 
例えば停電対策の一つとして良く
太陽光発電システムと家庭用バッテリーというものがあります
 
さすがにそこまでなると大層なことですが
これだけ災害があるとなると地域によってはそれも考慮する場合の
価値評価は全然違ってくると思います
 
それ以外にも、エコキュートのような設備
これも断水時にエコキュート内のタンク容量が
いわゆるバッファーの機能を果たして、
残ったお水、お湯を緊急時に使うことが出来る
そうしたメリットがあります
 
ただし、それならオール電化がいいかというと微妙な場合もあります
電気のほうが復旧しやすいということはありますが、生活インフラを1つのエネルギーに依存するとすれば
それはそれでリスクとも考えられます
 
地域的な環境による都合もありますので
省エネとか光熱費の観点だけでこれらの設備を検討しがちですが
災害時にどうなるか?という観点で検討することも重要ではないでしょうか?
 

やっぱり備えあれば憂いなし

 
普段はそんなもの無駄とおもえるものごとも
災害対策という視点一つもつだけで全然違ってくる
こと、そのときになれば、いかに大変な状況か
こればかりは体験した人でないとなかなかわからないことかもしれませんが
 
想像力を働かせて、準備をしっかりする
備えあれば憂いなし
 
ということで皆さんこれから冷蔵庫は2台買うことをオススメします(え?)
 
 

この記事を書いた人

西木 幸一

1983年生まれ 「まちのでんきや」の息子として小さい頃から手伝いをするなどその頃からご存知のお客様とも長らくお付き合い頂いています。そんな「まちのでんきや」の魅力や強み、でんきやならでは小ネタなど情報と、2023年から本格的に始めたゴルフの話や地元京都サンガF.C.応援したりといった趣味の情報も発信していきたいと思います。(有)ニシキ家電 取締役社長

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