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ゴルフのレベルごとの鬼門ホールとスコアに対する考え方 ゴルフ独学のススメ

2023年7月15日(土)
100という区切りのスコアから満足するのではなく
更にその先へ
ベストスコアをあたりまえのスコアにして
更にその次のスコアを狙っていく
 
その過程において、スコアごとのレベルと目指すべきスコア
また1ホールごとに狙うべきスコアがなんなのか
そのスコアの意味するところがなんなのか
 
ここで一度整理して考えてみたいと思います
 

各スコア目標、アベレージスコアごとのレベルを定義する

 
レベル1 110、108 ダブルボギーペース
レベル2 100 ダブルボギー、ボギー半々ペース
レベル3 90 ボギーペース
レベル4 80 パー、ボギー半々ペースか(おおよそ)
レベル5 72 パー
 
 

各レベルごとの各ホールの考え方や基準スコア

 
レベル1,2 そもそもパーを取るなど考えなくて良いレベル ダボで十分 ボギーが取れたら万々歳
パー5 鬼門 ニシキの定理(初心者ビギナーは1打ごとがピンチ終わった頃には倍叩いている)
パー4 ボギーペースでいいと考えれはやさしい
パー3 ハザード注意すればダボ以内はやさしい
 
レベル3,4 パーが取れたら上出来 ボギーでも十分 もちろんパー、バーディも狙っていく
パー5 パーでいいと考えればやさしい
パー4 ここでいかにどれだけパーが取れるか
パー3 最低でもボギーでおさめたい
 
レベル5 パーを取ってあたりまえ バーディを狙っていく
パー5 バーディを狙うホール
パー4 パーを必ず取る
パー3 難しい
 

レベル1-2の考え方

 
レベル1-2の段階でパーはもちろん、バーディなど夢のまた夢・・・狙う段階ではない
もちろんパー3ではあわよくばパー、バーディが取れたらラッキー
ミスが多いこのレベルでは基本打数が多いパー5が鬼門になる
欲をかかずにOB,ハザードにかからずいかにグリーンまでたどり着けるか
ティーショットも大事だが欲を欠かずにとりあえずフェアウェイキープならミスショットでもよし
勘所はセカンドなど地面から打つショットの精度
アプローチからパターは100を切る実力があるかないかで決まるが
ショートゲームはいずれにせよどのレベルでも永遠の課題と言える
 

レベル3以上・・・初心者・初級者卒業後の世界

 
レベル3から上を目指す・・・徐々にパーが当たり前になっていくる
それまでのレベルでは鬼門であったパー5がチャンスに感じられるようになり、あわよくばバーディを狙いたい
パー3では以下にミスなく上がれるか・・・といった点でそれまでとは意味合いがかわってくる
パー3でのボギー、ダボでも良いというのと、パー以上狙いたいでは全く見え方が変わってくる
当然最低パー、ホール難易度にもよるがワンオンさせるのが当然になってくる
そしてなによりラウンドの殆どを占めるパー4の捉え方が全く変わる
パー4をパーで当然、できればパーで上がりたいというのと、ボギーでも良いというのでは全く別世界
パー3以上に段違いに変わってくるのがパー4の見え方
 
 

Par4をパーで当然思うようになるほどに重要になるポイント

 
単純に理詰めで考えて、パーを取るためにパーオンさせ無ければならないとすると
セカンドショットがパーオン可能な位置になければならない
ティーショットはセカンドショットがパーオン可能な位置にボールを運ばなければならない
これを、ボギーで良いと考えればこの内どこかでミスをしてもレイアップなりセカンドアプローチなどで
いくらでもリカバリーできそうな気がしてくるが
パーを狙っているとなると途端に厳しい
 
ティーショットでミスをすれば、グリーンを狙うのがとたんに苦しい
ラフからでもバンカーからでもパーオン出来ると言うなら、パー3など楽勝ホールという話になってくる
 
また、ティーショットがうまく行ってもセカンドでパーオンさせられなければ、寄せワンが条件になってくる
どこにボールがあるかにもよるが寄せワンを絶対条件と考えて狙うアプローチほど恐ろしいものはない
 
首尾よくパーオンしたとしてもグリーンによってはどうか
広いグリーンでとりあえずパーオンしたときほど2パットへのプレッシャーはハンパなものではない
ファーストパットで距離を間違えれば途端にパーへのプレッシャーは尋常じゃなくなる
最低でも2パットと言える程度のパーオンができたときだけ・・・それはすなわちバーディチャンスと言えるだけの
パーオンを決めたときにだけ、プロに近づいたと言える
 
パー3もミスはできないホールと言われるが
当然のごとくパー4だって一切ミスは許されない
ミスを取り返すこともできれば、更に拡大することだってありえる
どの段階で「ここはボギーで良い」と割り切れるかも試されるといっていい
 

ステップアップするほどにみえてくる世界の違うゴルフというスポーツ

 
レベルが上がるにつれ、
それまでパー4がボギーでも良いと考えられたことが
そうでなくなることの違い、プレーヤーにとっての1打の重み
18ホールのうち半数以上を占めるパー4
ここを以下にパーで切り抜け、
パー5、パー3で勝負できるか?という考え方になってくることになる
 
100というスコアから、その先へ90切り、80切りと狙うステップアップを考えるにつれ
まずはこのマインドセット・・・パーを取るということをあたりまえにするということがどういうことか
 
まずは頭の中で整理して、その中で自分に足りないことは何なのか
 
それがわかれば練習も明確になってくると思います
 
そんな事わかっているよ!
 
ってなあたりまえのことですが、
そのあたりまえをしっかり自分の中で消化していくことが重要ではないでしょうか?
 
 
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この記事を書いた人

西木 幸一

1983年生まれ 「まちのでんきや」の息子として小さい頃から手伝いをするなどその頃からご存知のお客様とも長らくお付き合い頂いています。そんな「まちのでんきや」の魅力や強み、でんきやならでは小ネタなど情報と、2023年から本格的に始めたゴルフの話や地元京都サンガF.C.応援したりといった趣味の情報も発信していきたいと思います。(有)ニシキ家電 取締役社長

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