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【京都サンガF.C.】上位チーム名古屋相手に後半ATに値千金勝ち越し弾で残留争いに価値ある勝ち点3獲得! 夏場の消耗戦 2023年J1リーグ 第21節

コロナあけてから海の日絡みの3連休というタイミングで祇園祭のメインイベント
山鉾巡行が重なってたくさんの観光客で賑わう京都
 
とんでもない暑さでしたね
関東でも39℃を記録する猛暑のなか
 
ホーム亀岡サンガスタジアムで終了間際のATでのパトリックの勝ち越しゴール
https://www.sanga-fc.jp/game/data/2023071604
 
暑い中応援されていたサポーターのみなさんにとってなによりの結果だったのではないでしょうか?
 
私も現地での応援予定していたのですが予定が入ってしまい断念したのですが
DAZNでは合間にチラ見しておりましたw
 

猛暑+ハードワーク+終盤に戦術パトリック

 
なにせこの暑さで、チョウ・キジェ監督のインテンシティの高いサッカーというのはまさに消耗戦
こちらの対策をしてくるということもありきで臨んだこともあり
きっちりこちらの消耗戦に引きずり込んで
試合後インタビューで監督も語っていた通り飲水タイムも十分活用して
 
そしてなによりそうした過酷な条件で、過酷な戦いのなか1-1で迎えた90分経過後のAT
 
やっぱりそういう状況での戦術パトリックは効果的ですね
 
なんやかんやいうても、高くて強いセンターフォワードへの放り込みというのは
フィジカル面でどうしても見劣りする日本の守備、ゴール前
 
わかっていても防げない
 
シンプルではあるもののもっとも怖い攻撃がそれではないでしょうか?
 

ワールドカップでもセットプレーや空中戦はやられる側にとっては普遍的に脅威

 
近年では日本代表でも思い出されるのはあの2018年ロシア大会でのベルギー戦のフェライニのゴール
ああいうのは、もうわかっていても厳しい
 
日本屈指の選手を集めても、あの圧倒的な技術に加えて
中でもトップクラスの慎重と空中戦の強さを持っている選手に完璧なクロスを
あげられればどうすることもできない
当時の解説陣でも、あの状況ではかなりの確率で決められると言われましたが
よりによってアザールのドリブルでマッチアップが大迫とかでしたからね・・・
アザールにとって見れば十分フリーも同然の状態で上げられた完璧なクロスに
190cmクラスのフェライニのヘディングは、その後の展開を予感させるに十分なものでした
別にこれは大迫が特別悪いとかではないですので誤解のないように・・・
当時世界でもトップクラスのドリブラーでアタッカーのアザールを止められるような選手はほぼいませんから
ましてFWの大迫にそれを止めろというのはあまりにも無理がありますからね
 
こればっかりは、如何ともしがたいものです
 
いずれにしたって、これまでサッカーの歴史でもわかっていても終了間際に
しにものぐるいで1点を取りに来ているチーム相手に守り切る
まして空中戦に強い選手使ってぼんぼん放り込んでくる戦術というのは
いかに美しいサッカーだのなんだの言うて見たところでもっとも強力な攻撃には違いないわけです
 
今回の場合はとくにCKからの得点ですし
統計的にもセットプレーの得点というのはサッカーにおいて大きいウェイトを占めます
セットプレーとカウンターによる得点が大半を占めるというのがサッカーですからね
 
もちろん、だからといって流れの中で生まれる得点をないがしろにできるものではなく
この試合では2点ともセットプレーからの得点でしたが
特に終盤の放り込み、CKの繰り返しで最後の最後、わかっていてもパトリック・・・というのは
まさに90分戦い続けた消耗戦の先にあった結果であると思います
 
体調も体力万全な状況であれば、
そしてそのチームがまして上位で優勝争いをするようなチームの
守備をこじ開けるのはかんたんではないです
 
あの猛暑の中90分走り回った挙げ句の連続攻撃
それを耐え続けることは至難の業でしょう
 
あとは皆さん現地サンガスタジアムのサポーターの後押しもあれば
その中でのアウェイ守備側となれば体力的にも精神的にもハンパなものではないですからね
 
まさに全員でもぎ取った勝ち越し点、勝ち点3といえるでしょう
 
まだまだ後半戦始まったところですが、現実的に残留争いというポジションのチームにとっての
勝ち点3は非常に大きい
 
 

勝ち点獲得・J1残留に手段は問題ではない

 
これからまだまだ暑い夏は続きます
多少Jリーグはお休みの期間に入りますが
しっかりと体力をつけて、消耗戦に引きずり込んで意地でも勝点をもぎ取っていく
泥臭くても、戦術パトリックが卑怯だと言われても
 
なんでもいいんですよそんなもんは
 
勝てば官軍負ければ賊軍
 
サッカーにおいて1部リーグに残るか否かの重要性は身にしみてわかっていますからね
 
1チームしか降格しない今シーズンとはいえ、最下位になれば問答無用で降格ですから油断は禁物
 
一つ一つの試合がこれからも重要ですのでこれからも応援していきましょう!

この記事を書いた人

西木 幸一

1983年生まれ 「まちのでんきや」の息子として小さい頃から手伝いをするなどその頃からご存知のお客様とも長らくお付き合い頂いています。そんな「まちのでんきや」の魅力や強み、でんきやならでは小ネタなど情報と、2023年から本格的に始めたゴルフの話や地元京都サンガF.C.応援したりといった趣味の情報も発信していきたいと思います。(有)ニシキ家電 取締役社長

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