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【京都サンガF.C.】ホームで谷内田選手のゴラッソもVAR判定でノーゴールで悔しい黒星 2023年8月6日J1 第22節 ホーム柏レイソル戦 8月7日投稿

柏レイソルとの因縁

 
なにかと因縁浅からぬ柏レイソル
 
布部さんに、
小屋松、仙頭の京都橘準優勝コンビ・・・
いずれも以前は京都サンガF.C.所属していたということもあります
 
現在柏のGMが布部さんなのでこの二人もその呼びかけに・・・ってことなんでしょうけどね
 
もちろんそれ以外にもJ2沼でのトラウマの一つ・・・1-13という記録的大敗と
その時8得点もあげたオルンガの恐怖体験を刻みつけてくれた相手チームというのは
おそらく一生忘れることはないでしょう
 
また今シーズンにおいても順位的にも降格を争う下位チームの争い
 
という意味でも是が非でも勝ちたかった
 
少なくとも同点にして勝ち点的な差を作りたくなかった
 
 

せめてドローで終わりたい相手とのホームでの戦い

 
その点では良くない入り方をして
なにより失点のシーンはかんたんにやられ過ぎた・・・
 
 
そのことは本当に改善していただきたいと思うし
ソレさえなければこのあと話すゴタゴタも関係なく負けることはなかったかと思うと
あまりにももったいない勝ち点3献上という気がする
 
もちろんナイターとはいえこの暑さの中集中がきれだす時間帯かもしれないが
もともと散々、個人的に言ってるのはバイタルエリアでの守備
 

しつこいようですがバイタルエリアへの意識、人をマークしなければいけない意識・・・低くないか?

 
バイタルエリアという明確な危険なゾーンというのは
サッカー界では常識中の常識であって、ここからシュートを打たれてはいけない
 
ということは、このエリアへの侵入に対しては守備の選手は特に敏感でなければならないということなんですよね
 
特にサンガが歴史的にやりがちなのが、
 
人数は揃っているのにバイタルエリアに空白地帯をつくってしまう失点
 
だが今回はそういう形というよりは、
はっきり言えば相手(ゴールを取る細谷選手)へのマークが甘いままに
加えて浮き球の処理も微妙な中で
バイタルエリアへ侵入を許してやられてしまう
 
ある意味浮き球の処理に対して2人重なって行ってしまったことも良くなかったが
そうした事はあると思う
 
問題は何故細谷選手へのマークがあんなに甘かったのか・・・である
 
浮き球の処理が怪しい時点で、相手のアタッキングサードの選手が
バイタルエリアへの侵入しようとすること自体が危険であることは言うまでもないこと
浮き球の先がどうなるか否か?ということ以前に、絶対にあのような選手を野放しにしてはいけない
 
そもそもが浮き球への反応良くないということもあるかもしれないが
ああいうルーズボールがどうなるか?というのは正直わからないからこそ
周囲の選手は気を張っていなければならない
 
まず浮き球に対してなんとなくボールウォッチングしていたのではないか?
当事者となった麻田選手にそうしたところは本当に生死を分けるところだとおもうし
他の89分をどれだけ集中して、体を張って走り回って守ってくれたとしても
そのワンプレーで台無しにしてしまうということを肝に銘じて次に活かしてもらいたいと思う
 
なまじああいう場面での出足の早い川崎キャプテンが不在であったこともあるのかもしれないが
常日頃からそうしたフィルター役に頼り切っているようでは
守りの要であるセンターバックは任せられないし成長もない
 
何故、川崎颯太キャプテンが日本代表に呼ばれて
他の選手がそうでないか
 
そういう事をしっかり考えてもらいたい
 
個人的には生え抜きで体格的にも恵まれている麻田選手には今後も期待していきたいし
そういう選手がJ1でレギュラーということだけで満足もしてもらいたくない
 
またこれに限らず、なんとなくゾーンで人数がいれば安心というような感覚があるとするなら
全選手、チーム全体として改めていただきたい
 
ああいう一発があるし、点取り屋と呼ばれる選手は数的不利などものともせずとってくるし
その準備を常にしている
それはこれまでJリーグで活躍してきたレジェンド級の選手のインタビューや
色んな話を聞いていれば明らかなこと
 
相手フォワードはそういう事を狙っている
つねに隙をついてやってくる
 
その意識があればああいうゆるい守備はありえない
 
ゾーンや守備のラインの意識ももちろん大事だが
状況に応じてしっかり人につく守備
相手選手をマークする意識もしっかりもって守備をしていただきたい
むしろ絶対に守りきらなければいけないゾーン、エリア
ソレが正しくゴール前であったりバイタルエリアであるので
それこそそれを守り切る為に人への意識が重要なケースもある
 
それが今回のようなパターンではないだろうか?
 
 

エムバペにやられたわけじゃない

 
当然、俺なんかよりもサッカーの経験が豊富であるはずなので・・・
であるからこそますますどうしてそういう状況でやられちゃうの?
ということはホント言いたいことで
 
相手がエムバペみたいなめちゃくちゃな人間離れしたようなプレーでやられたというなら文句は言わない
 
言っては何だが相手も下位でいっしょに降格争いをしているようなチームで
そのようなチームで飛び抜けてバケモノみたいな選手というわけではない
 
これでやられているようでは本当に話しならない
 
今シーズンは降格チームは1チームだから・・・とのんきに構えていたら本当にヤバイと思う
補強も今のところままならないなかで
今後ますます1点の重み、勝ち点1の重みというのはわかっているはずで
昨年も入れ替え戦で一歩間違えれば降格というものまで経験しているはずなのに
 
まして降格を争うチーム同士の、貴重なホームでの試合で
 
そういう意識でやって負けるということは本当に、サポーターとしてはストレスです
 

チームはともかくプロ選手は結局個人事業主

 
そして、なによりイチ選手としても危機感を持ってほしいと思う
 
うちのチームもそこまでゆるいわけではなくて
ダメだと判断したら契約終了です
 
本当に心苦しいんですよね・・・大事な選手を若い頃から育てているはずで
本当に大事にしたいところ
それでも編成などによってはどこかで判断しなければならない
そういうことはましてスポーツのプロの世界であれば仕方がないと思うんですけどね
 
そもそも一人ひとりが、その場に慢心せず、
なんならサンガからでもステップアップするぐらいの気概を持っていてくれないようではどうなんでしょうか?
 
たしかにうちは弱い
予算から言ってもそれはもう現状では限界があると思う
 
しかし、やられるチームは逆に言えば守備やGKの活躍のチャンスはめちゃくちゃ多いですよ
 
それこそ、清水の権田選手なんかも皮肉もあるでしょうが言われてましたからね
所属しているのが清水だからGKとして鍛えられてる・・・とかなんとか
 
いやマジでそういう事はあると思うんですよ
 
めちゃくちゃ強いチームでボールポゼッションも高いチームでGKやってんのと、
バンバンシュートうたれるチームでGKやってるのでは・・・もうね
 
で、残念ながらGKがどんだけスーパーマンでも勝ちはもちろん
負けすら減らせると言ってもたかが知れてます
 
その点CBなど守備の選手っていうのは
勝ちを左右することもありますけど
なにより負けることを完全に減らす事はできる存在なんですよね
 
サッカーにおいて失点しないことが何を意味するかって
 
殆どの場合優勝チームの絶対的な必要条件ともいえるし
勝ち点に直結する部分
 
はっきり言って守備陣がしっかりしていれば降格争いはない
 
それだけ責任を感じてほしいポジション、役割だってこと
 
肝に銘じていただきたいと思います
 

谷内田選手のゴールは我が胸に・・・これからも期待しています

 
そして長くなってしまいましたが
谷内田選手のゴラッソ
 
あれは素晴らしいものでした
 
その後のジャッジでノーゴールとされてしまいましたが・・・
 
まぁ色々言いたいです
 
いや、やっぱり言ってしまうと山崎選手の接触ですかね・・・?
あんなもんあってもなくてもあのコース入っててヘディングでカバーなんて出来るもんじゃない
あんな接触何の意味があるねん!っと
 
ほんとサポーター側の立場でいえばマジで審判団に向かって行きたくなるところですが・・・
そりゃ厳密に言えばそりゃそうかもしれませんよ関与かもしれませんよ
 
それでもあのゴールをノーゴールにされるのが一番腹立つなぁ・・・
 
勝点も得失点もいらんから、谷内田のゴールは記録してくれんか?と・・・せめて思う
 
これに懲りずに良いシュート期待してます
 
やはりボランチといったポジションの選手はああいうセカンドボールをものにしてもらうというのが
一つの大きな役割だと思うんですよね
 
ああいうところを決めきるかどうかでぜんぜん違うので
 
今回は結果的にはノーゴールとなりましたけれども
 
その意識、その技術
 
とても素晴らしいものでした
 
中盤の底というポジション
個人的にはすごく好きというかリスペクトしているポジションということもあるし
 
これまでの栃木での活躍からいっても
谷内田選手には本当に今後も活躍期待しています!
 
 

柏レイソルとの新たな因縁となった試合から改めて選手一人一人の意識を問う

 
また一つ、柏さんとは因縁が出来た気もしますが
まぁジャッジのことを言うても仕方がないし
 
ノーゴールにされたとはいえ谷内田選手のゴールがあったこと自体は今後の自信にも繋げてもらいたいというのと
やっぱり期待している選手の飛躍のきっかけになれば・・・という意味ではポジティブな要素もあったとは思います
 
しかしなにより、失点に対する猛省を一番に
 
まだ間に合う
 
まだこのイチですから今のうちに引き締めるところ引き締めて
まずは今シーズンはもちろん残留ということですが
 
今シーズン最下位にさえならなければいいという話ではなく
今後ますます厳しくなるなかで、じゃぁ来シーズンなら落ちても良いのか?というとそうではないので
そういう甘い考えとにかく捨てていただいて
 
戦力も他のチームより劣るか知らんが
一人ひとりがやるべきこと
むしろプロスポーツ選手なんていいいじゃないですか
やったらやっただけ、結果出したら出しただけほぼ間違いなく評価されるわけですから
 
サンガにおさまらず、なんなら日本におさまらず
羽ばたいていくというぐらいに思えば
現状の状況、この目の前の一点に限ったことではなくて
すべてが自分の人生、未来に繋がっている
なにより自分の未来のためにも、そのついででいいですから
どうかサンガを残留させてくれませんか?
 
というかマジでここで活躍できなきゃ引退まであるよ・・・と
それがプロの厳しい世界だと思うんでね
 
どうせ今年は1チームしか落ちひんし・・・なんてことは
イチサポーター、観客ぐらいが思ってりゃいい話で
 
選手はホントそれじゃだめなんですよ
残留してあたりまえとは言わんが、そんなの通過点にもならない
究極サンガなんてどうなったっていいじゃないですか
ずーっとサンガの選手でいるとも限らないんだから
 
俺は個人的にはそんなことわかってるから
別にどこに移籍する、ましてステップアップでより良いチームに行くのは
全然いいと思ってるんですよ
 
そんなことより、戦力外通告されたり、
それでやっぱりそのあと、J2だJ3だのもっと予算のないチームに行ったり
良くないキャリアになったりしてる姿見てる方が・・・辛い
なにより生え抜きの選手は特にね
 
チームや場合によっては監督が悪いばっかりに活躍できなかった・・・ということも中にはあったと思うし
それはなんか申し訳ないような気もするけど
これまでもホント期待してた選手っていっぱいいるんですけどね
 
もちろん嘘でもチームのために、サンガのためにって言ってくれることは嬉しいですよ
 
でもそんなことよりも、結局プロスポーツ選手なんてそれが許されるんだから
なにより自分がのし上がるためにも
1プレー1プレーが自分のキャリア
明るい未来にもつながっているってことを思って
改めてやって行ってほしい
 
それが結果的にはなによりサポーターにとっても喜べる結果につながるんだから

この記事を書いた人

西木 幸一

1983年生まれ 「まちのでんきや」の息子として小さい頃から手伝いをするなどその頃からご存知のお客様とも長らくお付き合い頂いています。そんな「まちのでんきや」の魅力や強み、でんきやならでは小ネタなど情報と、2023年から本格的に始めたゴルフの話や地元京都サンガF.C.応援したりといった趣味の情報も発信していきたいと思います。(有)ニシキ家電 取締役社長

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