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バスケ、陸上、バドミントン・・・世界大会盛りだくさんのスポーツウィーク 2023年8月31日投稿

お盆明けから台風がバンバンできておりまして多少不安もありますが
この1-2週間ほどはあらゆる世界大会が賑わせてくれています
 
バスケットボールW杯、世界陸上、バドミントン世界選手権
それぞれ日本人選手も結果を出していて素晴らしい限りです
 
今年は継続的に話題を提供してくれた野球の大谷翔平選手の右肘靭帯損傷のニュースは残念でしたが
その後もバッターとしては出場し、活躍して元気な姿を見せてくれてますので引き続き期待したいところです
 
バスケ男子W杯 日本 18点差を逆転しフィンランドに劇的勝利
 
新エース・奈良岡功大が初の銀メダル 桃田賢斗以来2人目の日本勢表彰台…バドミントン世界選手権
 
【世界陸上】やり投げ北口榛花が日本女子フィールド種目初の金メダル!6月国内で敗れ原点回帰
 
【世界陸上】田中希実が女子5000mで8位、26年ぶり入賞「怒りだけでなく許しも必要」と涙
 
 
この中では、すべてを見たわけではありませんが・・・
バスケ男子のフィンランド戦・・・ちょうど第3クオーター途中あたりから目が離せない展開でみていました
半ば正直あきらめかけていましたが・・・しかしバスケは流れさえできたら18点差ぐらいなんとかなるぞ・・・
と、思っていたら
 
その流れをしっかり掴みきって逆転
 
これは現地で見ていた人にとっては一生忘れられない試合になったことだと思います
 
大会以前より期待されていた若手ゲームメーカーの河村選手・・・ちょっとスポーツ関連の番組特集で見ていたので
ワクワクしながら見てたら・・・もう、逆転の前後でのシュートの決めっぷりは鳥肌ものでしたね
決して身長も高くない選手ですがこれぞPGという超絶技巧
 
中に切り込んでの同点レイアップに、逆転のフリースロー、そして勝負どころで3ポイントシュート決めまくる
 
ヤバすぎる!
 
この試合も、興奮しましたけれども・・・
 
 
個人的には世界陸上の田中希実選手のがんばりと、試合後のコメントが印象的でした
 
これもたまたま出先で見ていたのですが
もう周りのメダル争いしてる選手はみんなアフリカ系の選手
 
ぶっちゃけ「こんなん勝てるわけ無いやん・・・」と思わせられる展開
 
最後の一周でもまだそんなに走れるんかい!という圧倒的ラストスパートで
上位陣は全員アフリカ系の次元の違う走り
 
でもそこに食らいついて最後まで走り切っての8位入賞
 
それこそ国内では敵なしぐらいの田中選手
しかし世界では・・・こんな連中反則やろ!とおもうような
育った環境も、遺伝子も何もかも違いすぎて
そこで一緒に決勝を走ってるだけでもすごい
 
メダル獲得できなければ意味がないという人もいるかも知れませんが
 
あの中で8位入賞
 
だれが、その結果に文句言うんですか?
 
そしてこのコメント
 
「でも、やっぱり怒りだけじゃなくて、自分自身への許しが必要なんだなって、この大会で初めて気づくことができて。それは、気づかせてくれたのは、いろんな支えがあったからで、本当に私1人じゃここまで来られなかったので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」
 
自分的には不甲斐ない結果に終わった昨年からの悔しさや
力の足りない自分に対する怒り
 
そこからがむしゃらにここまで走り続けた先に気づいたこと
 
『許し』
 
この記事では『許し』となっていましたが
 
『赦し』なのか
 
実際このコメントだけではその真意は想像することしかできませんが
 
まだ23歳の彼女が、どれだけの環境で努力して走り続けてきたか
 
周りの期待、国内での強さと一変して世界での如何ともし難いほどのアフリカ系選手との差
 
普通にそれを見てたら、あんなもん勝てなくてもいいよ・・・って思うんですけどね
普通の神経してたらあの選手たちに日本人で勝つって・・・無理じゃね?って思いますもん
 
それこそ、球技とかでもバスケットボールとかテニスみたいなものって、
もうフィジカルが圧倒的重要なスポーツで
中でも言うてしまえば陸上競技なんて完全にフィジカルの世界やん・・・っていうぐらいの
 
もちろん走るにしても技術があって、長距離ならペースとかそういうこともあるわけですけれども
 
一番厳しいことになるのがこの辺の中長距離から長距離ぐらいのところじゃないでしょうか?
 
その中であれだけのことやるって・・・
 
特に孤独な個人競技、言うてしまえば走るだけ
 
その競技の中で、もちろん1人で成ったわけではないとはいえ
 
周りの期待、自分自身への期待・・・あらゆるプレッシャーの中でどこまでできるのか?って・・・
 
 
 
どんな声があってもだれから何を言われても
 
ポジティブなものだけ聞いていただいて
 
なによりだれより
 
自分をゆるしてあげてほしい
 
こういう競技でストイックにやってきた人
 
いや、それだけに限らず
 
がんばって自分自身を追い込んで追い詰めてしまいがちな人々に
 
その言葉が届いてほしい
 
 
 
私自身、なにゆえこんなにスポーツが好きなのか
スポーツの感動に魅せられてきたのか
 
なによりも彼ら、彼女らの生き様とそのストーリー
 
なによりそのことに感動をおぼえざるをえない
 
その試合そのもののハラハラドキドキするような展開や内容
それももちろん魅力的なわけですけれども
 
それぞれひとりひとりのストーリーに
 
フィクションではない
それ以上の感動的で
実際に生きてきた人のリアルな物語に
 
おもいをはせること
 
単純にスポーツ観戦が趣味というよりは
 
スポーツに関わる全てのストーリーにおもいをはせることが
 
私の趣味なんですよね
 
今後もラグビーW杯や、バレーボールのW杯・・・
 
スポーツって共通しているので
どんな競技も変わらず楽しみにしています
 
楽しみが多くてありがたいことです

この記事を書いた人

西木 幸一

1983年生まれ 「まちのでんきや」の息子として小さい頃から手伝いをするなどその頃からご存知のお客様とも長らくお付き合い頂いています。そんな「まちのでんきや」の魅力や強み、でんきやならでは小ネタなど情報と、2023年から本格的に始めたゴルフの話や地元京都サンガF.C.応援したりといった趣味の情報も発信していきたいと思います。(有)ニシキ家電 取締役社長

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