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2023カラオケランキングでも2部門制覇のホロライブ VTuberトップランナーの実力とこれから挑む一般認知の壁

前回こちらの記事でも取り上げましたVTuberと
その大手プロダクション、ホロライブ
 
世間を賑わすVTuberがメジャー目指してまっしぐら・・・ホロライブの躍進と野心的挑戦 ポップミュージックシーンを牽引する存在にすらなろうというのか?
 
 
早速今年のカラオケランキングの方でも2部門制覇
 
関連↓
 
星街すいせい&宝鐘マリン、楽曲がVTuber&SNS人気楽曲で1位に DAM カラオケランキングアワード 2023
 
 
DAM年間カラオケランキング
 
 
内容的にはいかにもVTuberのなかでのランキング・・・であったり
SNSで今流行ってる・・っていうランキングなので
 
悪い見方をすれば、出来レース感もあるようなランキングにはなりますし、
特に前者は今年から創設されたような部門
 
でも逆に言えば、やはりこれからいよいよ一般認知が進むタイミングなのは間違いない
 
カラオケのサービスを提供している第一興商さんとしてみれば
当然こういったトレンドを追っていくことは重要ですからね
あえて部門を作ってでもアピールすることに価値を見出しているということでしょう
 
それにしてもそれら2つのランキングを見れば
それぞれ1位を獲得したのがホロライブなら
特にVTuber楽曲の方のランキングは、
 
10位中・・・なんと7つもホロライブプロダクション
 
ぁ完全に音楽の分野ではトップのVTuberプロダクションと言えるでしょう
(ちなみに2大プロダクションと言われるもう一方「にじさんじ」も2つランクインしてますね)
 
更に突っ込んで見ますと、
1位の星街すいせい1,8,10の3つランクイン
来週12月13日フジテレビ系で放送されるFNS歌謡祭にも出演予定の
宝鐘マリン2,3,6位とこちらも3つランクイン
 
あくまでもVTuberのオリジナル楽曲のみのランキングの話にはなりますが
 
CDの売上ランキングとかが
10位中何位が小室哲哉プロデュースやねん?・・・みたいな時代がありましたけど
 
さながらその様相で独占しています
 
もちろんVTuberという物自体がまだまだ一般化するのはこれからという段階ですから
小さな分野のなかで一部のプロダクションが制覇するようなことはあり得るわけですが
 
そこからさらに存在感を高めて世間に認めてもらうために
VTuberそのものをいかに世間一般に認めさせるかが重要になってきています
 
このカラオケランキングという物自体もまさにその取組の一つと言えるでしょうし
 
前回の記事を載せたあとからでも、あちこちでソーシャルゲームのホロライブコラボに
コンビニなんかでも大手のお菓子なんかがホロライブコラボしてたりと
 
明確にビッグウェーブを作り出そうという意図が感じられます
 
前回の記事でもさわりましたが
これまでのリアルの芸能界の悪いところっていうのがあちこちで出てきて
それこそジャニーズも使いづらい、そもそもどの芸能人使っても
やれ不倫だ、不祥事だという度にリスクに晒されるなかで
 
それらのかわりを必要としている中
また目新しさもアピールしたい各社にとっても
このVTuberという存在は渡りに船
 
というところもあるでしょう
 
コラボでそのキャラクターが描かれてるだけで、
チョコレートなんかも2倍か3倍かの値段がつけられているのを見ても
付加価値としてどれだけ通用するかということも含めて試しながらやってる感はありますね
 
コンビニやお菓子メーカーにとっても、限定商品として差別化と高付加価値による高収益化
というのは欲しいわけで
 
このご時世でお菓子や、コンビニのサービスそのものにもはや他社との差別化が難しいというところでいえば
こうしたマーケティングがハマってると言うのはあるでしょう
 
いずれにせよこれらの動きがどれだけ世間に受け入れられるかも注目していきたいと思います
 
 
 
個人的にはアニメ、漫画、ゲームについでVTuberの文化も
資源がないとされる日本においてこうした文化、芸能の方面で世界をリードできるのは
今後の日本の発展において非常に重要だと思っています
 
また、AIの発達、自動化によってあらゆる仕事が奪われるという予測もある中で
何が最終的に残っていくのか・・・というと娯楽しかないと予想しています
 
これまでの必需というものはほとんどすべて最終的には人間がやる必要のない仕事になり
ただただ人を楽しませたり喜ばせる仕事だけは人間が考えていかないといけない仕事になる
 
実際に、
資源がないということで同様のお隣韓国においてのK-POPなんかもそうですよね
あるいは反対に産油国のサウジアラビアみたいな国でさえ
サッカーやゴルフといった分野にかなり力を入れだしています
これはいつまでも原油売って儲けられるとは限らない
将来へリスクヘッジの意味ということもあるわけですが
 
VTuberは、日本の得意分野であるアニメ、漫画、ゲームとの相乗効果も期待できるうえ
K-POPとは違った芸能の在り方を実現できます
 
K-POPも昨今では世界的にもすごい人気があるのですが
その背景にはとんでもない努力だけでなく
モデル業界同様ルッキズムの問題から、そこに対する過剰なダイエットや
健康を害しかねないようなことまでやっていたりということもあるわけですが
そうした懸念と、
パパラッチやストーカーに悩まされる問題についても、最初からある程度ケアできる
そもそも現場に行かなくてもプロモーションもできるであるとか
非常にメリットが大きい芸能活動のスタイルで
 
ノウハウについてもすでに英語圏にも輸出されており
間違いなく認知して把握するだけじゃなく
注目しておくべき分野であると思いますし
新たな日本が誇る文化として応援していきたいと思っています
 
みなさんも興味があれば調べてみてください

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