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アプローチがトラウマになってきたら一度冷静になって考えるべき3つのこと 2023年7月29日

 
 
関連記事2 そもそもセカンドアプローチとは?
ゴルフ用語の定義・・・「アプローチ」の細分化のため新用語を決める
 
 
そもそも誰しも嫌な経験をしているアプローチ
 
初心者の頃といえばあらゆるポイントでミスをしますが
せっかくティーショット、セカンドショットとそれなりにうまく行ってグリーン周りまで来たというのに
トップしたりシャンクしたりしてグリーン周りを行ったり来たり
ようやくグリーンにのせたとおもえばカップの反対側で
パットをミスして傾斜転がってまたアプローチからやり直し
 
グリーン周りを行ったり来たり
 
これを嫌がって縮こまって固くなってまたショットをミスする
または今度はショート、ショートの連続
 
経験を積まなければ上手くはならないものの
失敗続きでほぼトラウマになったり
 
グリーン周りが怖くて怖くて、しまいにはイップスみたいなことにすらなる
長い目で見てもゴルフはつくづくメンタルのスポーツだと思います
 
しかし折れずに続けていくことしか上達の道はないですし
必ず上手くなると信じてぜひとも続けてチャレンジしてもらいたいと思います
 
もしそんなふうに、アプローチの場面になったら不安でしょうがなくなったり
(この状態になっているということに気がつくことも大事です)
 
自分が自分じゃないような感覚になってハマってしまったときなんかに冷静に考えてほしいことを
3つにまとめてみました
 
 

ティーショットやセカンドの200ydや150ydのショットより20yd、30ydのショットが難しいわけがない

もちろん、寄せワン出来る範囲に打つとなったらそれはかんたんではないですよ?
ただ、セカンドアプローチは最低限グリーンに載せることがミッション
それなら上手い下手はほとんど関係ないんじゃないでしょうか?
もちろん難しいグリーンはありますけどね
 
それと比較して・・・
 
長いクラブで、長い距離、しかもほとんど思い切り打っていかないといけない
 
距離が出るだけにOBやハザードに入れてしまうかもしれない
 
そういう長い距離のショットに比べて、ほんの少し目の前にボールを落とすだけのショット
 
誰がどう考えてもこちらの方が難しいということはありえない
もちろん、やればやるほどアプローチの難しさは実感することだとは思いますが
しかし短い距離のショットの方がやることとして難しいということは無いはずです
 
それができないのに200ydや150ydのショットのほうがよほど上手くいくとすれば
 
そこはやはりメンタルの問題
 
練習でできないことを現場でやろうとしているわけではなく
練習ではできていて、なぜか現場ではできないような気がしているだけ
 
苦手意識や、打つ前から嫌な感じを抱いていて上手くいくことなんて一つもありません
根拠のない自信で結構、というかそれが重要だったりします
 
これまで上手くいったアプローチを思い出して
練習で思い通りに打てたときを思い出して
出来ると思ったことは1度や2度じゃないはずなんですよね
 
ラウンドに来てる以上は・・・なので
チップインはもちろんですが、寄せワンの範囲まで寄せるなどと考えず
とりあえずグリーンにのせるだけでいい・・・というところまでハードルを下げる
 
それで問題が出なくなったら、寄せワン出来るぐらいまで寄せてやろう・・・とする
それを積み重ねていった結果
自信になって、得意になる
 
プロでもミスはするし、さほど寄せきれない時はある
 
まずは3パットでも4パットでも良いからグリーンにのせる→それができたら2パットで入れられる範囲には乗せる→それができたら寄せワンを狙う
 
段階を踏んで苦手意識を克服していく
成長を実感できればかならず自信に繋がります
 
 
 

練習場でやってるみたいにテキトーに打ったってそんな大事故が起こるわけがない

練習場でもミスはするでしょうけれども
真右に飛んでいくようなシャンクをしたりするでしょうか?
トップすることもあるとして、それが何回に一回でしょうか?
 
練習場ではな~んにも考えずテキトーに打って
それで20ydが30ydになることはあっても
現場でやってしまうような目標距離の倍も3倍もトップして飛ばしたり
あさっての方向に飛ばしてバンカーにハメたりといった
見たこともないようなミスはない
だとすれば、何が原因かはメンタル的なことが非常に大きいということは明らかなわけです
(もちろん、練習場とのライなどの違いといったことを除けばですが
・・・それが原因とわかっているなら改善することは難しくないです)
まして練習場以上に集中したりしているはずなのに
集中したり緊張したりしすぎて、身体中が自分が認識しているよりも
いろんなところに力が入って固くなったりしていないか?
そこに気づくことができなければ同じ失敗を繰り返すことになります
 
そのラウンドで直せなかったら、次に練習場に行ったときに
どれだけ脱力して、リラックスしてやれているかを
身体の部位ひとつひとつ確かめるように一度認識するということをやったほうが良いです
そしてまたラウンドしたときに体の状態を確認する
 
びっくりするぐらい現場ではリラックスできていないことをわかるようになれば
短い距離のアプローチやパターなんてかんたんなものです
まずはそれをわかることからショートゲームは始まると思います
 
緊張がイケないわけではなくて、練習場との身体の違いを
力の入り具合といったことを
冷静に認識することができればミスを防ぐことは出来ます
 
 

今日のスコアが全てではない

失敗したら失敗した、ミスショットしたらしたで
いかにその経験を活かして次に繋げるか
上手くなるための経験とするかがもっとも重要で
 
そのためにも、ミスの原因がなんだったのか、
しっかり認識する、考えることが重要
 
そこの冷静さをもって次は同じ失敗をしないと思うことで
その場の1打に意味を持たせれば精神的なダメージは抑えられる
 
なにも今日100切らないと命奪われるわけでもなし
次のラウンドのベストスコアの糧となるのだと思うことようにする
プロじゃないんだから、その1打で100万も200万も賞金が失われたりはしない
 
真剣に取り組むことは大事ですけれども
あくまでも趣味は趣味
また成長の過程であるという事実をしっかりと認識して
次に活かすことでしかそのミスが報われることはない
だとしたら、そこで落ち込んでも無駄
 
むしろ必要以上に落ち込んで精神的ダメージが、次なる失敗を呼び込んでいるとしたら
それがどうしようもないほどの再起不能なほどのダメージになるとしたらバカバカしい話です
一回は一回。1ラウンドは1ラウンド
どんだけ上達しても、プロでも調子の波はあります
冷静に出来なかった理由を理解すること、わかんなかったらそれはそれで開き直るぐらいでちょうどいい
だれもそんなにすぐに上達してるわけでもないです
生きて健康でさえあれば何度でもチャレンジできるんですから
 

まとめとメンタル的なハードルを下げる他の方法

 
以上3点を思い直してみて下さい
 
これを書いているというのは、もうはっきりいって経験w
 
なにせ「独学のススメ」とか言ってますから
どれだけアプローチでハマっても自分でなんとかするしか無いですからね
 
何度となく色んな場面でミスしてますし
1ラウンド中同じミスを何度も繰り返して、
ほんと途中で帰りたくなったようなことはしょっちゅうありますよ
 
ほんで、練習場でダメだったところやって、こんどこそはもう100回打って100回ミスしないぞ!
 
ぐらいの自信をもっていっても早速からやらかしたり・・・そんなんばっかりですよ
 
 
個人的に精神的にやりやすいのはドライバーとアプローチではないかなと思います
次に・・・パターかな・・・人によってはアプローチよりパターという人も多いかもしれません
個人的にはパターはそこまででもないですが・・・というのは特別なメンタルバリアを張っているので
 
パターは練習しないことでメンタルバリアを形成してますw
 
練習してないから入らなくてもあたりまえだみたいなw
特に1パット目なんて、入れてやろうねじ込んでやろうなんてかけらも思わない
 
 
嘘です・・・パー3でガチのバーディチャンスってなったときだけプルプル震えています
 
と、とにかくです
 
いずれの場合も、自らにプレッシャーを掛けすぎているということがあると思います
もちろん、方向も飛距離も合わなければいけないのがゴルフですが(パットは別として)
そこで外しても終わりじゃないし、プロでもパーオンできないのは普通のことです
 
だからこそ、セカンドアプローチが大事で、このセカンドアプローチまでのせられないとなると
結構メンタルに来るんですよね・・・しかもゴルフにならない
 
大事が故にメンタルにも来るんですけど、ならばこそセカンドアプローチに対する絶対的な自信を持つ事が大事だし
 
ミスがでたときや、何度もミスしてしまうときなどは速やかに修正が必要
 
メンタル的に落ち着くための方法や
あるいは選択肢を複数持って置くことで落ち着くキッカケも作れます
 
たとえば、一番練習したのが7番アイアンなら、7番アイアンでアプローチしてみりゃ良いんですよ
寄せワンできなくても乗せるぐらいは出来るし、自信のあるクラブならチャックリしない(これが大事
 
何か本当に信頼できるクラブがあればそれが出来るんでね
なにか難しいクラブ選択をしてないか?といったとこから見直すことも重要です
 
それとか、他の人を真似したりして、脚閉じてオープンスタンスでアプローチする・・・とかも
結局これも特殊な打ち方に違いはないので、必ずしも正解ではないです
 
シャンクしたり無茶苦茶になってるときにやることではない・・・と個人的には思います
 
普通にスタンスとって普通に打つ
 
べつにこれでチャックリが解決するなら良いじゃないですか
チップインさせるわけでもなし
 
そんな1ラウンドに1回もないチップインを狙いに行くより
何回もでてしまうミスをなくしたほうが圧倒的にスコアはのびるわけですからね
 
ゴルフはミスのスポーツ
 
なんていわれますけど、スカッシュも同じこと言われましたからね
スカッシュみたいなスポーツでも狙いすぎてミスする・・・よくありましたね
 
ある程度アバウトに狙いに行くとか、そういうイメージをもつことも時には重要
場合によってはそれをスタンダードにしたほうが合うっていう人もいます
 
私もどちらかと言うといざというとき以外は曖昧なイメージで行っておくほうが良いと思ってプレーしてます
そうでないと18ホールは持たない
人間の集中力なんてそんなに長時間持つものではないですからね
 
メリハリとメンタルとの付き合い方がすごく重要
 
ならばこそ生涯たのしめるスポーツ
 
ここで終わりじゃない
生きてる限り成長し続けられる
 
そんな可能性すら感じさせてくれるのがゴルフ
 
何歳からでもどんなに運動のセンスがなくても上達できます
 
やる気になって真剣に取り組みさえすれば
ある程度までは必ず上手くなると言い切れるものだとおもいます

この記事を書いた人

西木 幸一

1983年生まれ 「まちのでんきや」の息子として小さい頃から手伝いをするなどその頃からご存知のお客様とも長らくお付き合い頂いています。そんな「まちのでんきや」の魅力や強み、でんきやならでは小ネタなど情報と、2023年から本格的に始めたゴルフの話や地元京都サンガF.C.応援したりといった趣味の情報も発信していきたいと思います。(有)ニシキ家電 取締役社長

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