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「まちのでんきや」がリフォームに強い5つの理由 その5・・・「まちのでんきや」ならではの提案力とコストパフォーマンス

 
 
先に投稿させていただきました『「まちのでんきや」がリフォームに強い5つの理由』として下記5つ
 
 
 
3.一人じゃできないリフォームはお互い様の精神で・・・・仕事をやり取りしている地元建築関係事業者との協力体制
 
 
5.「まちのでんきや」ならではの提案力とコストパフォーマンス
 
 
今回はその中の5つ目
 
5.「まちのでんきや」ならではの提案力とコストパフォーマンス
 
についてお話していこうと思います
 
 

リフォームのお仕事ってそもそもどこの仕事?

 
リフォーム、主に補修、修繕、改修ということで
建築関係の職業というと昔ながらで言いますと
工務店さん(主に大工さん)というのが一般的でしょう
 
他の項目でもお話させていただいたように
 
どこをリフォーム、改修するのかによって
関わる専門業者というのは違ってきますので
家を実際に建てたり采配する工務店さんが
その都度適した業者さんと一緒にリフォームをする
 
そんな形になります
 
工務店さんにもよりますが
工務店さんは大工仕事だけ担当して後はそれぞれの業者にお任せ
 
という形式がスタンダードな形ではないかと思います
 
これは現代のいわゆるリフォーム業はいずれも似たような構造で
 
クロス屋さんのリフォームなら、クロスの張り替えは自社で、あとは他にお任せ
 
塗装屋さんなら塗装の部分は自社で、あとは他にお任せ
 
という具合になるわけです
 
 
 

だったらリフォーム専門店はなに?

 
リフォーム専門店のなかには、営業と現場の管理しかしないところもあります
 
消去法的な話になりますが
リフォーム頼むならそういうところはコストパフォーマンス的にどうでしょう?
 
どう考えても自分のところでは一切作業せず
すべてを外部に任せるリフォーム業者さんってコスト的に優位性があることは考えにくい
 
そう思いませんか?
 
専門的な知識についても正直言って乏しいケースが往々にあります
 
 
リフォームのコスパを考えていくとき大事なこと
 
 
前述のような、自社でなにかの作業を担当するという業者さんであれば
あたりまえのことですが、自社で担当する部分に関しては完全にプロフェッショナルですから
自社でやることによるコスト的な優位性と
その分野に関しては効率的かつ高品質な仕事が見込めるわけです
 
その点では
ハウスメーカーさんのリフォームにしても、最近多い家電量販店のリフォームについても
自社では何も作業しないリフォーム専門店とさほど違いはないわけです
 
大手であるブランド力を活かして・・・と、特に家電量販店などは進出してきていますが
 
家電のように同じものを大量に売るという手段が
基本的にはリフォームでは通用しません
 
私は以前製造業で働いていた経験もあるのですが
通常、どのような品物でも価格が変わるような次元のロット・・・何個ずつ注文してくださいという一括りの基準数量・・・というと桁が違うものです
 
最近コストコに遅ればせながらはじめて行くことがあったので見てみましたが
どうでしょう?安くなるといっても、個人で使うにはとんでもない量ですよね
 
実際そんなもんです、『2個や3個まとめて安くなりませんか?』みたいな話よく聞きますし言われることもあるんですけど
 
普通はなりません
 
製造ロットなんてそんな小さなレベルじゃないので
もちろん、量販店さんはエアコンなんかでもやってますけどね3台まとめたら安くなるとかですね
 
それはあくまでも営業的な効率は上がるとは思いますので
小売で場合によっては意味があるというレベル
かもしれませんがむしろ安売りして利益を減らすデメリットが重くのしかかります
 
実際に販売することに特化したインターネット販売でさえも、
1個買う予定のものを2個や3個にしたからといって安くなるところって
よっぽどセールか、キャンペーン的なものを除いてほとんどないですよね
常に行っていますということは、目立つとしてもどこでもやっていることではありません
 
ペットボトル飲料でも、1ケース24本入りで買っても思ったほど安くはないですからね
 
もちろん、同じものを大量に仕入れて小売して売ることで安くできるということはある
どこにでもつけられるものや消耗品であれば
いろんなお客さんに小分けして売るということはできます
 
しかしそれは、置く場所をえらばない、大きさ形がほぼ決まっている『家電ぐらいのものまでならば』
 
という条件が付きます
 
キッチンや、お風呂といったお家のサイズによっても
また水道やガスの設備色んな要素が絡む
住宅の設備が同じように、大量に仕入れて安くできるかというと
ハッキリ言って不可能な話です
 
そもそもリフォームにおいて、組み立てや設置するための工賃を含めた価格の中で
製品そのものの価格が占める割合が
単なる小売ほど大きくない・・・というか家電買う場合ほとんどはその製品だけですからね
工事を伴うようなものというとエアコンぐらいでしょうか。
 
余談ですがこれに関しては明らかに下請け業者に不当に負担をかけ違法な状況が続いてますから
最近問題視されている運送業のように、
早晩いよいよ大きな問題として取り上げられることになるかと思います
先んじて、エアコン取り付け工事費用を別にした量販店さんも出てきてますが
ここは国を上げてテコ入れが入ったとしてもおかしくありません
 
その他運搬にそれなりのコストがかかる大型家電でも製品に対する比率は大きくありませんよね
 
しかしリフォームは明らかに工事費のウェイトが大きいものになります
 
まして量販店さんは自前で工事は基本的にしません
 
結局それって、営業と管理しかしないリフォーム業者さんと構造は一緒
ハウスメーカーさんも構造は一緒なんですよね
 
むしろエアコン工事ですらほとんどが下請け業者に丸投げで
エアコン工事の実態などほぼ知りもせず押し付けているような業態ですから
電気周りのことですらほとんど知識を持ってないです
 
住宅設備の大量仕入れはハッキリ言ってやってないです
いまや家電ですらなるべく在庫持たないようにしているのが量販店の実態です
 
なぜ知っているか?
弊社もコスモスベリーズという量販店との共同仕入れシステムに加盟してますからね
実態はわかっています
 
その家電より大きく、かつどこにでも使えるわけではない
さらに言えば家電に比べると容積、大きさの割に価格が安い(儲からない)
住宅設備を大量仕入れなどリスクが高すぎてできるわけがありません
 
もしそれができるのであれば、そういうことをやっているのであれば
コロナ禍の真っ只中でいろんな住宅設備が入手不能になったことの説明が付きませんからね
もしやっていればコロナ禍で大儲けできたことでしょう
 
リスクの高さでそれ以前に在庫抱えすぎて経営に支障をきたすことになると思います
だからやらないんですよね
 
 
そうすると、リフォームと言った工事が主となる仕事において
コストパフォーマンスを決定づけるのは
明確に作業する人の関わり方によるところが大きい
 
わかりやすく言ってしまえば
 
何もしない人が中間マージンだけもっていくのは効率が悪くなる
これは当然のことかと思いますし
だからこそ、昨今では中間マージンを省いたビジネスモデルが支持されてきた背景もあると思います
 
 

ならば「まちのでんきや」も関係ないリフォームには適してない?

 
だったら我々「まちのでんきや」が関与しないリフォームはなんのメリットもないのではないか?
という話にもなりますよね
 
その話をする前に・・・
 
たとえば屋根の葺き替え、改修の場面ではアンテナや、
場合によりエアコンの室外機が屋根上設置などもありますから
これをどうにかしなければいけません
 
これは壁の改修、塗装工事などでも同様で
壁に据え付けられた設備や配管、配線といったものを電気屋が扱うことになります
 
意外と、関係ないとおもわれるリフォーム工事でも
「まちのでんきや」が関与していることはご理解いただけるかと思います
 
それでも、直接作業しないリフォームもあることは事実です
 
 
ですが、その際は営業担当としての仕事は果たさせていただきます
 
 

知識が乏しい顧客と、専門家の現場の橋渡し役
・・・いわば通訳をする営業が大事な理由

 
 
営業の大事な仕事の一つ
直接お客様の意思や意図をしっかりと把握して、現場に伝える役割があります
 
私はここの部分があらゆる仕事で大事だと思っていますし
逆に世間的はこれをないがしろにして失敗しているケースをたくさんお見かけしています
 
 
お客様は基本的には建築や設備に関して知識が乏しいということが
前提として考えておかなければなりません
しかしながら、リフォームなどあらゆる事業においての意思決定に関して、
もちろん顧客として主導権を持っている存在です
 
一方で現場で作業する側の業者というのは
お金を受け取る側でありますから工事の大枠に関して仕事を受ける側でありますが
個々の仕事に関して知り尽くしていているので、
法的なことや構造上や機能上、出来ること、出来ないことといった
プロとしての判断といったことにたいして委ねられます。
それは顧客側のなにをしたいか?どうしたいか?
ということとは別に必要なことになります
 
ここを決定的に勘違いしている方が非常に多い
 
世間的には、今だに「お客様は神様」みたいなとんちんかんというか
三波春夫さんのファンの方がたくさんおられるようですが
 
当たり前ですが、お客様は神様ではありませんw
 
物理現象や法律まで無視しても許されたりはしませんので
たとえお金を出す側であっても、プロの言う事もある程度聞いて頂く必要はあります
 
そこを強引にやってしまって、問題になっているのが時折いろんなニュースに出てくる事象ですよね
 
そういった、上下関係が異常に厳しくされた環境での仕事というのは
 
ときに
 
「どうせわからないからこうしておこう」
 
「いわれたから仕方がないからやっておこう」
 
という思考に陥って、実際にそうした現場仕事によって後述のような事が起こります。
 
 
考えてみれば当たり前ということでも、状況によって出来ないから人は過ちを犯します
 
 
昨今でも
札幌で建設中のビルが途中で施工不良が見つかってやり直しが決まった・・・ということが報道されましたが
 
大きな建設会社、大企業ゼネコンのとんでもなく大きな事業でもやってしまうんです
10年前にも似たような、南青山でのマンション建設事業でも、途中でやり直しということがありました
 
ここまで大きな物件の話でなくても
ごく一般的な一軒家であっても細かなミスも含めればこんなものではありません
 
なかでも新築一戸建ての8割は欠陥住宅
などとする記事もでて一時世間を騒がせたりもしました
「新築 8割 欠陥住宅」 などで検索してみてください
 
もちろんこの記事自体にも賛否両論あるわけですが
「欠陥住宅」とまで言うと大げさかもしれませんが
多かれ少なかれミスがありますよという意味ではあながち間違いでもないかもしれません
 
元請け、下請けという関係のみならず
顧客と元請けの関係においても
適切な関係であること
 
それには、営業がしっかりとお客様の意向を把握し
 
また、建築業者側の言い分や仕事をまっとうする責任や
品質を維持するために必要なこと
 
これら両方をしっかりと辻褄合わせて完成させる手腕が必要になります
 
これをおろそかにしちゃうんですよね
なまじ先程のような「お客様を神様」みたいに過剰な関係性
また上司の命令は絶対であるとか
工程を何が何でも守ろうとしたり
 
ときに、品質や法令を度外視しないとどうにもならなくなってしまいます
 
東芝の粉飾決算みたいなもんですよね
どうにもならないっていってんのに、「なんとかしろ」の一言で
粉飾決算に至りました・・・愚かな事です
 
こうした物事を理解し、適切に調整する能力こそ営業には必要なのですが
 
お酒の接待や、社内営業ばっかり優秀な人を
営業の優秀な人だと間違った評価がされたりすると
現場はひっちゃかめっちゃかになります
 
話を戻して、お家に関わる新築であろうとリフォームであろうと
お客様と現場の作業の間に立って
どこまでのことができるのか、できないのか
しっかり判断して折り合いをつける事ができてこそ
真っ当な仕事といえるわけです
 
それには、お客様との関係ができていることと
現場の作業者としての知識
 
この両方がないことにはできないものであろうと思います
 
ですから、見積もりなどにおいても
単純に高い、安いでは何も判断できません
 
お客様のわからないところ、見えないところで
いくらでも安くもでき、高くもできます
 
安さの追求をするのは
とにかく安くやってくれる業者ばかり使えばできなくはないしょう
 
なんでも言うことを聞くというのも
無理を言われても何でもハイハイいってやるようなところにしても
実際は見えないところで何をしているか、お客様にわかるでしょうか?
 

そこまで考慮してはじめて品質が言える

 
コストパフォーマンスを考える上で
一体誰が品質を保証し、
そしていつ、その品質が実証されるでしょうか?
 
5年後、10年後に失敗した
 
と思っても、その事業者が存続しているでしょうか?
 
品質、実績、ノウハウ
 
リフォームや建築にはかんたんには見えないコストとパフォーマンスが隠されています
 
そうすると、皆様は建築物件やリフォームの
コストパフォーマンスを本当に評価できるほど知識を持っていますか?
 
 

提案力のことが最後になりましたが・・・

 
リフォーム関係の事業者で
はっきりいって細かな設備の仕様や使い勝手など
最もこだわって評価できるのは「まちのでんきや」ではないかと思います
 
他の建築関係の方々、そこまで家電とかも詳しくなかったりします
 
家電はありとあらゆる商品があり、
しかもそれを長年にわたり、主に主婦の方に収めては
ありとあらゆるご不満も直接伺ってきましたし
 
商品を納めるうえで、不都合になることなど
 
とにかくそういうこまかーなこまかなあらゆる事象について
最前線で向き合ってきました
 
かゆいところに手が届くか否か
 
こうした商品に対して非常に敏感です
 
それは同時に提案力にも繋がります
 
「他のお客さんはこういうところこだわって見られていましたよ」
 
「この部分にこういう機能があって便利だとおっしゃってましたよ」
 
そういう情報、メーカーごとの違いを常に比較され
価格においてもどの業界より競争にさらされてきた自負があります
 
その経験というのは住宅設備の提案力においても
またそもそも各メーカーの出来不出来を見極めることにしても
他のどの事業者よりも長けている自信があります
 
 

逃げも隠れも致しません 創業40年の実績

 
そしてもう一度このお話をさせていただきます
 
店舗も構えていますから
なにかあっても逃げも隠れもできない地元に根ざした「まちのでんきや」に依頼するか
 
それともネットで検索した、あるかないかもわからない業者に任せるか
 
もっといえば、どこから来たかわからない訪問営業してきた人に任せるか
 
皆さんには選ぶ権利がありますが、その後の結果はどんなことになったとしても
まず被害を受けることになるのはご自身であるということを念頭にしっかり選ぶことが大事です
 
 
だからこそリフォームは得意なんです
 
 

この記事を書いた人

西木 幸一

1983年生まれ 「まちのでんきや」の息子として小さい頃から手伝いをするなどその頃からご存知のお客様とも長らくお付き合い頂いています。そんな「まちのでんきや」の魅力や強み、でんきやならでは小ネタなど情報と、2023年から本格的に始めたゴルフの話や地元京都サンガF.C.応援したりといった趣味の情報も発信していきたいと思います。(有)ニシキ家電 取締役社長

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