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「まちのでんきや」がリフォームに強い5つの理由 その2・・・住宅の知識

 
先に投稿させていただきました『「まちのでんきや」がリフォームに強い5つの理由』として下記5つ
 
 
2.エアコンやアンテナつけたりして実はくわしいお家のこと・・・商品知識と施工経験からいろいろ知っている住宅の知識
 
 
 
 
 
今回はその中の2つ目
 
2.エアコンやアンテナつけたりして実はくわしいお家のこと・・・商品知識と施工経験からいろいろ知っている住宅の知識
 
についてお話していこうと思います
 

お家のことをを聞くなら・・・?

 
「まちのでんきや」って住宅の知識あるの?
 
大工さんの床工事
 
家のことなら、大工さん、工務店!
世間の皆さんのイメージはこうでしょうか?
 
もしくは一般の住宅というと、たとえば大手といえばハウスメーカー・・・なんとかハウスとか言う社名が多いですが
イチから家建てるとなればそういったメーカーさんが第一候補になってくるんでしょうか?
 
当然のことながらそうしたハウスメーカーさんにしても、全員自社の社員で家建てる
ということは、まあほとんどありません。大手ほどないといっても言い過ぎではないでしょう
 
結局は大工さん、工務店が建てているというのは間違いないです
 
それは設計事務所に家の設計を頼んだとしても同じことで
実際に建てるのは工務店さん、大工さんです
 
 

実際は分業して担当しているお家

 
しかし、工務店さんも、実は全部自分たちだけで建てるわけではないです
 
水道のことは水道屋さん、ガスのことはガス屋さんですし
家と言っても、お風呂は水回りの設備屋さん・・・これは水道屋さんが兼ねていたり
そもそも水回りメーカーの組み立ての下請け業者だったりですね
 
それ以外にも、屋根のことは屋根屋さんだったり(瓦屋さんか板金屋さん)
屋根の葺き方によってはもちろん自分でやる大工さんもいらっしゃいます
 
工務店、大工さんにもいろいろいらっしゃって
自分で何でもできるという人もいれば、全部分業でそれぞれの業者に発注する形をとる
それもまた多いです
 
そして当然電気のことは電気屋・・・ということになります
 
 
 

「まちのでんきや」「電気工事屋」が住宅の知識をもっている理由

 
電気屋でも実は色々いまして、
一軒家や、もっと大規模なマンションなどの新築の工事ばかりやられる「電気工事屋さん」
「まちのでんきや」とは似て非なる業態になるのですが、この話はまた別のところでしたいと思いますが
もちろん「まちのでんきや」のなかでも、工事をバリバリやるところや
リフォームも殆どやっていないというところも、以前は珍しくはなかったです
 
いずれにせよ、「まちのでんきや」である弊社も
多かれ少なかれ住宅の設備に関わるお仕事をするものとして
それなりの住宅の知識をもっています
 
それは40年のリフォームの実績もさることながら
そもそも、あらゆる家電が住宅と関与するものだからです

 

たとえばわかりやすいのがエアコンです
ほとんどの「まちのでんきや」は自分で設置工事をします
この設置工事において最低限必要になってくるのは
壁の貫通工事と、壁面の耐久性の知識と経験になります
 
エアコン本体を取り付けて、こわれるまでしっかり固定できるかどうか
これは室内機のみならず、場合によっては室外機も壁付けするとなると
そちらの考慮も必要になりますし
壁に穴をあける際には間柱や壁の中通ってる電線などに注意してあける必要があります
 
また、テレビを販売しメンテナンスも行う「まちのでんきや」は
テレビのアンテナ設備についての知識もなければいけません
それは同時に屋根のある程度の構造や、アンテナ配線の経路や
そのほかアンテナ関連設備がどこに隠されているか?
といったことも、ノウハウとして持っていなければ
自分が建てたときに関与した以外の家では全く手の打ちようがないということになってしまいます。
 
このように、「まちのでんきや」にとって
お家がどうなってるか?どうやって建てられてるか
といったことはある程度把握していなければ商売になりません
 
逆に、せっかくそうした知識があるのだから
あらゆるリフォームの提案はできる
 
ということも言えるわけですね
 
 

設備における新築とリフォームの違いと欠陥住宅の原因

 

欠陥住宅イメージ

 

こと、リフォームということでいえば
新たに家を立てるのとは違い
すでにある家をなるべく活かしたり
設備においては
そこに入るサイズや、あったものを選んでこなければなりません
 
このノウハウは、むしろ自分で好き勝手に寸法を決めたりして
木を切ったりといったことができる設計事務所や工務店、大工さんよりも
むしろ長けていると言っても過言ではないです
 
というのも、「まちのでんきや」が受け持つ分野というのは
お家を建てる上では
必ずといっていいほど最後の方の工程になります
 
たとえ設計段階で考慮されていなかったあらゆることがあったとしても
「それぐらいなんとかしてよ」
と、設計事務所や工務店から言われるのがハッキリいって常ですw
 
愚痴ではないですが・・・まぁ彼らの仕事もそんな細かいことまで考慮して
図面書いたり、計画してられないということはもちろんあるのだとは思います
 
このへんは大手であろうが起こることですが欠陥住宅のひとつの原因ですが
設置するはずの設備のことを考慮していない設計をしてしまって、
骨組みからなにから
家の大部分ができてしまってから気がつくというやつですね
 
これによって、なんかおかしなことになっている住宅というのは・・・
全国各地にすごい数ございます

 

なかには新築戸建ては『8割が欠陥住宅』とする記事もおどっています

 

 
突貫工事イメージ
 
 
ハッキリいって、これはそもそも住んでいる方は気づきもしていないということもあるので、
全体の数というのは全く把握されていないことも根幹にはあります
 
なんでこんな事が起こるかはまたお話する機会を作りたいと思いますが
設置する設備に必要なものがなにかそもそも知らない方が設計されているとかですね
必要なものというのは、空調や換気関係のものであれば換気ダクトのルート確保であるとか
単純に電源ですとか・・・まぁ電気はぶっちゃけなんとでもなるのですが
換気のルートと、出すところを考慮していなかったとかいうケースは結構ありますね
同様に水道周りの上下水のルートに問題があるケース
これもときおり欠陥住宅の事例としてあげられている事が多いです
 
だいぶ話がそれてしまいましたが
 
まぁそんなこんなで、お家の新築とかでさえも
最後の帳尻合わせてるのは電気や水道関係の設備周りの人間だったりします
これはガチの話ですね
 
繰り返しになりますが
自分で好きなように図面をかけて、その構成部品の間柱や壁面といったものまで
好きに切ったり張ったりできる、そうした業者さんとは違って
 
なんとかして、すでに出来上がったお家や部屋に形の決まった製品を納めなければならない
 
これが設備を担当する者の難しさで
且つこっちのほうがよっぽど難しい・・・とさえ言える部分もあると思います
場合によっては設置することを考慮していないとしか思えない建て方されている場合もありますので
 
もちろん、耐震の構造計算やら、
そうしたありとあらゆる設備を本来は考慮して家を設計しないといけないとか
全体の予算と折り合いをつけるとか
 
設計事務所さん、工務店さんにしかわからないような苦労というのは
いろいろあるとは思うのですけれど
 
家電を含めた各種設備を担当する人は、
「がんばって、なんとかしてつけてや」ってな感覚で
任されることは少なくないですし
 
またそうしたお家の設備更新の際に、
 
「どうも無理やりつけたな・・・」(新築時にどこかの業者がつけたものを見て)
 
と、思われるいろんな跡があったりするんですよね
 
そうした状況の中でそれでも設備を入れ替えなければならない・・・
そんな仕事をこなしていこうとおもえば相当なノウハウが必要になります
 
おかげさまでそうして鍛えられた「まちのでんきや」ほど
 
リフォームには強い
 
なんなら新築の時点でリフォームしてるようなもん・・・ゲフンゲフン
 
あまりいいすぎると炎上しますねw
 
まぁでもそういう現場というのは無いこともないというのが実情でありあまして
 
・・・まだイチから建てるときなら、結構ごまかせることも多いのでマシだとは思いますけどね
まだ構造的に問題ない部分なら切ったり張ったりできるわけですし
 
その点リフォームだと、元の状態を住んでいる人たちは知っているだけに・・・難しいことも多いです
 
新築でつけるよりも厳しい条件を乗り越えている「まちのでんきや」
 
だからこそリフォームは得意なんです
 
 

この記事を書いた人

西木 幸一

1983年生まれ 「まちのでんきや」の息子として小さい頃から手伝いをするなどその頃からご存知のお客様とも長らくお付き合い頂いています。そんな「まちのでんきや」の魅力や強み、でんきやならでは小ネタなど情報と、2023年から本格的に始めたゴルフの話や地元京都サンガF.C.応援したりといった趣味の情報も発信していきたいと思います。(有)ニシキ家電 取締役社長

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